2022年　年頭のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
２０２２年の年頭にあたりまして、謹んでご挨拶申し上げます。
東京ビッグサイトをご利用の主催者、展示会関係企業および来場者の皆様、また、各ビルをご利用のテナントの皆様には、日頃より弊社の事業運営に格別のご理解とご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。

昨年は、度重なる緊急事態宣言の発令や延長により、イベントの人数制限や国内外移動の自粛要請期間が長期化するなど、国際会議や展示会等のMICE業界にとっては非常に厳しい１年となりました。
他方、リアル開催だけでなく、オンラインやバーチャルを組み合わせたハイブリッド展示会が多く開催されるなど、コロナ禍あるいはコロナ後のMICE開催のあるべき姿を模索する契機ともなりました。
弊社におきましては、様々なイベント開催の制約を受けつつも、業界関係者の皆様のご協力のもと感染拡大防止策を講じながら、安全に展示会を開催してまいりました。
また夏には、１年延期となった東京２０２０オリンピック・パラリンピック競技大会が無事開催され、東京ビッグサイトに設置されたIBC（国際放送センター）/MPC（メインプレスセンター）は、世界各国のメディア関係者にご利用いただきました。
大会終了後の９月からは、展示会の開催を再開し、１２月からは、総展示面積約１１万６，０００㎡を有する展示場として本格稼働し、新たなスタートを切ることができました。本年も引き続き、感染防止対策を徹底しながら、安全安心な会場運営を行ってまいります。
主催事業においては、１０月に危機管理に関する最新情報や製品を一堂に集めた「危機管理産業展（RISCON）２０２１」を昨年同様にリアル展として開催いたしました。
弊社が所有し、管理運営を行っているTFTビル、有明パークビル及びタイム２４ビルは、多くのお客様にご利用いただいている中、テナントの皆様と協力しながら感染防止対策を徹底し、安全安心なビル管理に努めております。
また、地域の賑わい創出の取組として、１１月には、「東京国際プロジェクションマッピングアワード」を会議棟前広場にて開催いたしました。無観客ながらクリエーターをめざす学生チーム１０組の作品上映会を実施、その様子を生配信し、約２２万人の方々にご視聴いただきました。
その他、地域事業者と連携によるプロムナード公園の花植えのボランティア活動、様々な社会運動に係るアウェアネスカラーのライトアップなどを実施いたしました。
　
弊社は、本年も、会場管理・運営事業及び展示会主催・運営事業を通じ、経済の活性化や展示会産業の振興に引き続き寄与してまいります。
会場管理としては、引き続き、弊社が策定した「展示会等における新型コロナウイルス感染防止のための対応指針」に基づき、コロナ禍においても安全・安心な展示会開催に努めます。
主催事業としては、１１月に日本国際工作機械見本市「JIMTOF2022」を開催します。今回で６０周年を迎える 「JIMTOF2022 」は、東・西展示棟に加え南展示棟を新たに利用し、過去最大規模で開催いたします。
ビル事業においても、引き続き、利用者の皆様に喜んでいただけるようなサービスや出会いの場を提供するよう努めます。

今後も時代の変化に迅速に対応し、利用者ニーズを捉えたサービスの充実に努め、臨海副都心のMICE拠点として魅力発信に取り組んでまいります。

最後になりましたが、本年が皆様にとりまして実り多き一年となりますよう心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。